エアロ形状と超軽量カーボン 空気抵抗を減らすカムテール・バーチャル・フォイル=KVFチューブ形状は空気を切り裂き、超軽量800シリーズOCLVカーボンは軽さを妥協することなく高速エアロ形状の造形を可能にした。
再設計されたエアロフレーム フォークからヘッドチューブ、シートステーに至るまで、Speed Conceptのフレームはエアロ効果での利点を得るため綿密に設計され、従来フレームより180gも軽量化されている。
重くならないディスクブレーキ ディスクブレーキは、どんな状況下でもリムブレーキより高い制動力を発揮できるが、その反面、重量は増える。フレームのディスクブレーキへの変更は通常450gほど重量が増加することに対し、今回のSpeed Conceptはフォークとホイールの設計を最適化したため、増えたのはわずか170gだった。
完全一体型収納ボックス トップチューブに直接埋め込まれたボトルには、レースで使う補給分を入れられる。取り外し可能な仕切りで整理整頓でき、硬いシリコン製のトップにはスロットが付きエアロ性能を犠牲にすることなく簡単にアクセスできる。
世界チャンプに十分な速さ Trek Segefredoのレーサー、エレン・ファン・ダイクは、2021年UCIロード世界選手権のエリートタイムトライアルでSpeed Conceptに乗り、表彰台の頂点に立った。