昨年斬新なフレームデザインで注目を集めたMadoneに、お求めやすいミドルグレードが登場しました。
最新の第7世代は、Madone SL史上最速そして最軽量となります。
新次元の速さ、Madone SL 6 が登場。
価格:¥824,890(税込)
サイズ:47,50,52,54,56,58
カラー:Matte Carbon Smoke,Crimson
Madone SL 6 Gen 7
■主な特徴
①衝撃的な軽さ
新しいグラム削減設計と軽量なOCLV500カーボンにより、Madone SLRグレードとのフレーム重量差は約100グラムとかなり軽くなりました。
また第6世代のMadone SL とは300gも軽量となっています。
② 最上級カーボンハンドルバー標準搭載
空力性能を高め、見た目もスマート。
ドロップを握っても快適なフレア形状のBontrager RSL Aeroハンドルバーを搭載しています。
一体型ではないものの、形状はSLRに搭載されているハンドルとほぼ同じです。
ポジション調整も可能となりますので、ご自身の身体にあわせて細かな調整が可能となります。
■スタッフインプレッション
六甲店 ストアマネージャー 信友 大輝
感想としてまず感じたのが、重さを感じさせない加速感。
軽くなったとはいっても8kg中盤なので、軽い部類のバイクではないですが、踏んだ時にものすごくスムーズにペダルが落ちていってくれる感覚がありました。
以前乗っていたMadone SLR Gen6、現在乗っている現行のÉmonda SLR より足がスッと回る感覚があったので、気持ちよかったです。
ハンドルをカーボンのRSLハンドルにすることで、形状的にも今のトレンドになっていますし、先代のSL6 Gen6 のアルミハンドルで感じたハンドル周りの振動も和らいでいて乗りやすくなったなと感じました。
また、メカニック目線でいうと構造がシンプルになったのもいい点です。
調整式のIso speedも良く考えられた機構ですが、部品点数が増えると当然トラブルやメンテナンスの頻度は上がります。
Gen7はフレームの形状のみで乗り心地を確保しているのでよりシンプルで普段から扱いやすいバイクになりました。
より乗り心地を求めるのであれば、タイヤで工夫して頂ければいいかと思います。
・重さを感じさせない加速感
・ハイエンドと遜色ないスペックのハンドル周り
・構造がシンプルで普段の取り扱いがしやすいバイクに
この3点が私の感じたポイントです。
大阪本町店 テックリード
利田 卓也
個人的に新型MADONEの特徴をあげる上でBB周りの剛性からくるものなのか、クランクの落としやすさがあると感じました。
この落としやすさというのは何とも抽象的な表現にはなりますが、スッと自然とクランクが下に落ちていく、踏み込まずとも自動的にクランクが力がかかる方向に入力されて、そのまま走りに直結しているように思いました。
踏み込まずとも進んでいくのでプロ選手のような高いパワー、踏力があって爆発的に加速をもたらすのではなく、サイクリングペース、自転車を転がす程度の弱い力でもその反応性、加速感を味わうことができました。
また、MADONE SL6のホイールはAEOLUS ELITE 50であったことに更に驚きました。
SLRとSLでホイールの重量面をみたときELITEの方が170g程重量増なのにそれを感じさせない加速感は凄いです。
※SLRはAEOLUS PRO51
乗り込んでいくと違いは出てくるのだろうが、ファーストインプレッションとしては非常に好印象です。
発進加速もさることながら、巡航性能もSLRに迫るものがあり、速度維持、伸びも非常に優秀で速度維持といった点では
SLRと差がないようにすら感じます。
500シリーズカーボンを使用しているせいか踏み切れる硬さとクランクの落ちていく感覚が相まって短い緩斜面も得意で、グイグイ上っていけました。
ただ、長い登坂や、勾配の強いコースでは重量面と逆にOCLV500によるまったり感を感じてしまうかも。
このあたりは流石にSLRの方が軽やかさかと反応性を感じました。
トータルでみて平坦での走りはSLRに迫る程に非常に完成度が高く、形はハイエンドモデルと同形状ということで私自身も欲しくなりました。
またハンドルもMADONE専用と同形状で申し分なし。ステムの長さ、角度の自由度が高いのでオーナーオリジナルの面白さもだせてよいのではないでしょうか。
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