フレーム
Railのアルミモデルは、BoschのスマートシステムPerformance Line CXモーターに対応するために、モーター取付け部が新しくなりました。詳しくはサービスマニュアルをご覧ください。RIB、ABP、85Nmのトルクなど、その他のすばらしい機能はすべてそのままです。Boschスマートシステムモーター以外のRailカーボンモデルの特長は:
- Slashに近づけたジオメトリー - 64.5度のヘッドアングルと長めのリーチ
-太い1.8インチのヘッドチューブと34.9mm径のシートチューブ
-750Whの大容量バッテリー
-トップチューブに内蔵された新しいBoschシステムコントローラーとワイヤレスのMini Remote
いいえ、システムコントローラーはトップチューブ内のポケットに収納させます。カーボンフレームのみこれがあり、それ以外の方法では取り付けられません。
いいえ。カーボンにはない制限がアルミにはあり、ほとんどのライダーにとってより便利となる着脱式一体型バッテリーは、より長い750Whバッテリーを使用できません。
いいえ。カーボンフレームで純正の750Whバッテリーより小さいバッテリーを使えるバッテリースペーサーは用意していません。例外として、カーボンフレームのSサイズは、リーチとスタンドオーバーの制約により、650Whバッテリーにのみ対応しています。
カーボンとアルミのSサイズは、トップチューブがごくわずかに湾曲しています。Sサイズのカーボンモデルには625whバッテリーが搭載されていますが、これはダウンチューブに十分なスペースがなく、より大きな750whバッテリーを搭載できないためです。しかし、小柄な方はバッテリーの使用量が少ない傾向にあります。
アルミフレーム: S – 220mm; M – 230mm; L – 260mm; XL – 300mm
カーボンフレーム: S – 230mm; M – 230mm; L – 260mm; XL – 310mm
Knock Block 2.0、ステアリング角は72度です。角度を制限しないチップも使えますが、トップチューブのKiox ディスプレイを使用される場合は、Knock Block チップをお使いください。
Sサイズのフレーム: ボントレガー Voda 15ボトルとのみ互換性があります。バイクに付属のボトルケージスペーサーをお使いください。AirWiz搭載のRail 9.9: ウォーターボトルを取り付けるのに十分なスペースがありません。
Mサイズのフレーム: バイクに付属のボトルケージスペーサーをお使いください。AirWiz搭載のRail 9.9では、ボトルケージをできるだけヘッドチューブ側に配置する必要があります。
ダイレクトマウントの180mm径で、アダプターを使うと最大203mm径です。フロントブレーキはフォークメーカーにお問い合わせください。
ホイール＆タイヤ
29x2.6インチです。
アルミフレームは、ホイールとタイヤ共に標準幅の29インチにのみ適合します。RailのカーボンモデルでMino Linkをハイにセットすると、27.5インチのリアホイールを使えます。急斜面を下るときなどリアホイールを巧みに操るときに、お尻とのクリアランスを広げたいライダーに最適です。注：リアホイールを小さくすると、ディスプレイの表示より速度が約8％低下します。これは、現時点ではトレック販売店で調整することができません。詳しくはBoschにお問い合わせください。
Rail 7以上には、シーラント、リムストリップ、バルブを含むチューブレス化に必要なもの一式が付属します。Rail 5にはチューブレステープが付属しますが、シーラントとバルブが別途必要です。
アクセサリー
すべてのフレームに、リアキックスタンドマウントがあります。
サスペンション
586mm (トラベル量 170mm)
はい。FSAのアフターマーケット用レデューサーを使用してください。
いいえ。
Low で出荷されます。
サービスマニュアルをご覧ください。
以下のショックが適合することがわかっています。その他のショックも適合する可能性がありますが、サスペンションが完全に縮んだ状態でのフレームクリアランスを必ず確認してください。
FOX: DPX 2、X2 Coil、MY22 Float X、Thru Shaft
RockShox: Super Deluxe Air、Super Deluxe Coil, Deluxe、Thru Shaft
Boschスマートシステム
システムコントローラーには電源オンオフのボタン、モード切替ボタン、選択週のモードを示すLEDインジケーター、バッテリー残量を示すLEDインジケーターがあります。
LEDインジケーターがあるのはシステムコントローラーで、Mini Remoteはハンドルバーに隠れる形で目立ちません。ボタンはプラス、マイナス、歩行アシストまたはヘッドライト起動用トグルの3つです。
はい。Mini Remoteを外しても、システムコントローラーで電源のオンオフやモードの切替えをできますが、歩行アシストは利用できません。
システムコントローラーはBluetoothを介してMini Remoteに接続しますが、その他の電動システムには内蔵ワイヤリングハーネスで接続します。
これらのモデルにはトップチューブポケットのカバーと、より大きいLEDリモートが付属します。Rail 9.8および9.9とフレームは同じですので、システムコントローラーに対応し、アフターマーケット製品で簡単にアップグレードできます。
注: Rail 9.5および9.7が2世代前のままなのはこのためです。これらのモデルはスマートシステム非対応のMY 22から、新しいジオメトリーとシステムコントローラー用ポケットを持つMY 23になる予定です。
いいえ。新しいスマートシステムのモーター、バッテリー、充電器、ディスプレイ、リモコンは、旧世代のコンポーネントに適合しません。
はい。スペアキーは、ロック会社のABUSより購入できます。バイクに付属するカードに記載されたキーのコードが必要になります。キーのコードはリモコン内にも収納され、診断ツール 3を持つ正規取扱店かeBike Flow アプリをインストールしたライダーがアクセスできます。
航続距離は多くの要因に左右されますが、平均して3～6時間です。ライダーの体重や走る地形などの要素に基づいて正確に計算するには、Bosch のレンジカリキュレーターをお使いください。https://www.bosch-ebike.com/en/service/range-assistant
RailモデルはBoschのRange BoostとPowerMoreのどちらとも互換性がありません。
取付け済みのヘッドライト用ワイヤーがあります。正確な位置や配線についてはフレームの図解をご覧ください。
コンパクトで軽量な4A 充電器は、充電完了までに6時間、50%充電までに約2時間を要します。旧世代のBosch 充電器は、新しいスマートシステムのバッテリーに使えません。
いいえ。新しいBosch スマートシステムは無線通信でアップデートを行えます。これを備えた新型Rail では、新機能が定期的にアップデートされ、常に最新の状態が保たれます。これはeBike Flow アプリのおかげです。
診断ツール 3により、訓練を受けたBosch 取扱店はエラーメッセージをすばやく読み取り、修正できます。さらに、お乗りのe-bikeが今まで受けてきた整備の詳しい記録もも確認できます。
診断ツールがアップデートされ、物理的なドングル接続が必要なくなりました。
両方をテストした結果、有線センサーの方がより丈夫で信頼性が高いことがわかりました。
Bosch Connectユニットは対応します、ただMotor Armorを取り外した場合にのみ取り付けできます。これをオフロードで走らせるのは推奨しません、付属モーターが根っこや石、その他障害物などで傷つく可能性があるためです。
Bosch eBike Flow アプリ
はい！Bosch eBike Flow アプリはiOS とAndroid に対応し、多くの機能を利用したり、Apple Health などのアプリと同期させ、アクティビティーのデータを自動で取り込んだりできます。このアプリは無線でアップデートを行い、お乗りのバイクやお使いのアプリに新たな機能をインストールし、常に最新の状態を保ちます。
いいえ。バイクに乗ってペダルを漕ぐと、eBike Flow アプリがアクティビティーのトラッキングを始めます。その際、スマートフォンはポケット内でもハンドルバー上でも構いません。無線技術のおかげで、コックピットには必要なパーツだけを取り付けられます。
はい。このアプリはお乗りのRail を認識できます。ディスプレイのカスタムやトレック販売店検索も行えます。さらに、トレック独自の機能も今後追加される予定です。無線でのアプリのアップデートもこれらの機能に含まれます。
はい。ユーザーはアシストモードを自由に設定できます。サポートの量や動きを調整できます。速度と最大トルクを減らすこともできます（制限速度が定められている地域での走行や、低めの速度/トルクで経験を積みたい初心者に適しています）。
ファームウェアのアップデートは年に複数回行われる予定です。バグ修正やシステム効率改善のアップデートは、前のバージョンに戻せません。機能の変更に関するアップデートは戻せます。例えばeMTB モードを通常の4つのサポートモードに戻す場合などです。